Damian Le Bas
ダミアン・ル・バス(1963-2017)は英国シェフィールド生まれ。ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士号を取得。2007年ヴェネチア・ビエンナーレの第1回ローマ・パビリオン「Paradise Lost」に参加した16人のアーティストのひとり。現在、妻でアーティストのデレーヌ・ル・バスとともに、2つの長期プロジェクトに携わっている。Safe European Home?/ Frontier De Luxe」は2010年にスタートし、5月から6月にかけてウィーン国会議事堂に最初のインスタレーションを行った。「Gypsy Revolution」は、歴史的なドキュメントとル・バス夫妻や他のアーティストによる現代アートを組み合わせたもの。近年、ダミアンは領域横断的なアーティストとして、地図や地図製作に幅広く取り組んでいる。2007年のヴェネチア・ビエンナーレ、2005年と2007年のプラハ・ビエンナーレ、2015年のボスニア・ヘルツェゴビナのプロジェクト・ビエンナーレ第3回D-O Ark Underground、2015年のヨーテボリ国際現代美術ビエンナーレなど、国際的に作品を発表している。 英国とヨーロッパの様々な場所に住み、活動している。