Daniel Gloger
声
カウンターテナーのダニエル・グローガーは、同分野の歌手としては他に例を見ないほど、現代の作曲家たちに新しい響きを与えている。彼は、歴史音楽や古典音楽と同様に、作品の理想的な解釈の探求に情熱を傾けている。ヨーロッパのニューミュージック・フェスティバルのレギュラー・ゲストとして、ベルリンのウルトラシャル音楽祭、ミュンヘンのムジカ・ヴィーヴァなど、200以上の世界初演を歌っている。
優れたウィットと特徴的な声を持つダニエル・グローガーは、現代音楽劇で引っ張りだこのパフォーマーである。主な出演作に、アドリアーナ・ホルツキーの『マンハッタンの善神』（2004年シュヴェッツィンゲンSWRフェスティバル、2005年ドレスデン・ゼンパーオーパー）のタイトルロール、ベルンハルト・ラングの『モンテスマ』（世界初演）のタイトルロールなどがある。 - シュトゥットガルト生まれ。2005年にカールスルーエ音楽大学でドナルド・リタカーに声楽を師事。これまでに、ピアニストのペーター・フォン・ヴィーンハルトやザールブリュッケン室内合唱団などとの共演で数枚のCDをリリースしている。
2019年秋から、ダニエル・グローガーはベルン芸術大学の講師として常任職を務めている。